La Muno由佳です。
今朝起きると外は銀世界。この週末、西日本に大雪の予報が出ています。幸い今朝、愛知県西部には、まだ少ししか積雪がないため、影響は少ないようですが、明日までは油断禁物ですね。
先日のインポーター様主催、試飲会報告です。会場で生産者の方とお話する機会を頂きました。フランス、コート・デュ・ローヌのリラックという土地にそびえ建つお城「モンコーフォン城」。その城主バンス伯爵の息子さんロドルフさんがオーナーでワインを造り続けているシャトー・モンコーフォン。有機農法で葡萄を育てています。シャトーで使用する有機肥料は羊の糞とブドウの搾りかすをベースにしており、春にはなんと1400頭もの羊が放牧され畑の草を食べてもらっているそうです。「サスティナブル農法」。必要以上に農薬を使わず人間と自然とが共存できるように考えて作物を作る農法です。試飲会ではテーブルワインも飲ませていただきましたが、全体的にここのシャトーさんのワインは優しい味わい。ブルゴーニュワインを思わせるようなニュアンスを持つワインばかりでした。ラ・ムーノでも以前より取り扱ってます「バロン・ルイ」も再確認で飲ませていただきました。グルナッシュ、ムールヴェルド、サンソー、カリニャン、クノワースという様々な品種を見事にブレンドした仕上がりになっています。色合いもそんなに濃くなく、ブレンドされたそれぞれのブドウの美味しさのハーモニーを心地よくいただけます。こちらのワイン、実はワイン雑誌「リアルワインガイド」で昨年、旨安ワイン受賞をしています。それ以前より静かにラ・ムーノにずーっと数年佇んでおります。まだまだ寝かせてもよさそうなワインですから、きっとお客様が気づかれて手にされる頃には、また美味しくなっているのでは・・・?オーナーのロドルフさん(愛称:ルディさん)に「ずっとお店にあります・・。明日からお客様に宣伝します!」と言うと「じゃ、あなたのお店にある僕のワインはきっと明日完売だね」って・・・。ドキッ!とてもユーモア溢れる優しい方でいらっしゃいました。^0^;
ワインを飲むとワインを造っている方が想像できますが、このワインもそのうちの1本。ルドルフさんのお人柄がこのワインそのものです。
ラベルにはモンコーフォン城の絵が書かれてます。
ラ・ムーノは、本日も営業しております。皆様、楽しい連休をお過ごしください。